何十年ぶりかで箱根彫刻の森美術館を訪れました。
箱根登山鉄道の終着駅「強羅」の一つ手前の駅で下車し、徒歩２分のところにあります。
入場料１６００円はちょっとお高いですが、日本のみならず世界各国の有名な彫刻家の作品
が展示してあり、見ごたえ十分です。
広大な芝生の敷地にはアップダウンのスロープが伸び、巨大な彫刻や不思議な造形のオブジェなどが点在し、想像力を巡らしながら散歩気分で見て歩けます。
赤と黒の人間群像がジャングルジムのように繋がっていたり、天に向かって弓を射るギリシャ
彫刻のような男性や、ステンドグラスの巨大な円柱の中をらせん階段で登って行ったりと、
昔見覚えのある作品にも再会。　小学生の遠足で訪れ時のことを懐かしく思い出しました。
また、道沿いに橋を渡った先にはピカソ館があり、彼の難解な絵画や陶器なども展示されていました。
この日はあいにくの雨模様で、美術館は深い霧の中にうもれていましたが、人影も少なく傘をさしながらのんびり芸術鑑賞ができました。