翌日は抜けるような快晴の中、紅葉に彩られた山道を下山しました。
今回も、ちょっとした気のゆるみで石につまずき転倒、右モモとつま先を強打してしまいました。
痛さに耐えながらやっとのおもいで上高地まで無事おりてきました。
後で、この日に前穂高を下山中に滑落した女性がヘリコプターで救助された後亡くなったときき、
人ごとではないと痛感しました。
最近は登山ブームで、多くの中高年ハイカーが登山を楽しんでいます。
私の泊まっていた山小屋にも、日が落ちてから入ってきた年配グループに８１歳のお爺さんがいたの
にはおどろきました。
今、その打撲の跡は大きなアザとなり、撮ってきた写真をみてはあの過酷な登山を思い出しています。